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皮膚科


様々な皮膚トラブルに対応しております。
湿疹、じんましん、かゆみ、痛み、脱毛などでお困りの際はご相談ください。
また、にきび治療、多汗症(汗が大量に出る病気)の治療も行っております。

帯状疱疹

水痘・帯状疱疹ウイルスの感染によって発症するため、水痘(みずぼうそう)を経験した人で、成人になって免疫力が低下したときに起こります。はっきりとした水痘の経験がなくてもなることはあります。頭部から下肢までの間の片側の一定の神経支配領域に神経痛様の痛みを伴った小水疱が帯状に生じます。
顔にできると目の障害、顔面神経麻痺、内耳の障害によるめまい・耳鳴り、などが起こることがまれにあります。
痛みに悩まされることが多く、帯状疱疹後疼痛として長い間痛みが残ってしまうことがあります。この痛みは治りにくく、それが大きな問題です。
帯状疱疹は、早く皮膚科を受診して早期に治すことが何よりも大切で、これにより帯状疱疹後疼痛の発症頻度を少なくすることが可能です。
なお、当院では帯状疱疹ワクチンの接種も行っております。

ニキビ(尋常性ざ瘡)

 ニキビは身近な皮膚疾患です。思春期に、特に顔にできやすいため、気にする人が多いですが、皮膚疾患であるという認識がないため仕方ないと放置しがちです。ニキビのケアが不十分だと、後に「ニキビあと」が残ってしまうこともあります。
 ニキビの始まりはマイクロコメドという目に見えない毛穴のつまりです。過剰に分泌された皮脂が毛穴のつまりにより外に出られなくなり、白ニキビ、黒ニキビ(コメド)を形成します。この段階ではザラザラして少しふくらんで見えますが痛みはありません。毛穴の中で皮脂を栄養源とするアクネ菌が増え、炎症が起こり赤くなり(赤ニキビ)、痛みも伴います。黄色い膿(黄ニキビ)をもつこともあります。炎症後の赤みは時間経過で消えていきますが、でこぼことしたニキビあとは治療が難しくなります。

ニキビは、ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足、紫外線、ストレスや生活環境の変化など、様々な要因が複雑に絡み合ってできることが多く、自然には治りにくいのが特徴です。まずは生活習慣を見直し、原因となるものを改善することが重要です。具体的には、定期的な洗顔、十分な睡眠、バランスのよい食事、紫外線対策、ストレス対処を行います。その上で、治療にあたっては、ニキビの種類と重症度を判断し、外用薬、内服薬などの中から選択していきます。

外用薬としては、毛穴のつまりを改善する過酸化ベンゾイル(商品名:ベピオ)、アダパレン(商品名:ディフェリン)、アクネ菌の増殖を抑える抗菌薬などがあります。過酸化ベンゾイルには抗菌薬のようなアクネ菌の殺菌作用もあります。毛穴のつまりを改善する過酸化ベンゾイルやアダパレンは数ヶ月から半年程度の単位で継続することで徐々にニキビが減っていきます。よくなっても継続して長期間続けることで、ニキビができにくい肌を目指せます。
副作用として刺激症状(皮むけ、乾燥、赤み、ヒリヒリ感)が多くの方に現れる症状です。保湿剤などで軽減でき、数週間から1ヶ月程度で軽減していきますので、一般的には継続可能です。稀にかぶれ(接触性皮膚炎)、具体的には強いかゆみやジュクジュクした腫れが現れることがありますので、その場合にはお薬の使用を中止し、医師へご相談ください。
 内服薬としては、赤ニキビ、黄ニキビが多い場合には抗菌薬の内服を検討します。
 ニキビは保険で治療可能な皮膚疾患ですので、ニキビ症状が続くようなときは、放置せずにご相談ください。体のニキビにも治療が可能です。

多汗症

汗の役割とは?

汗には、体温調節、湿度保持(潤いを保つ)、異物からの防御などの役割があります。
適量の汗をかくことは、身体の健康のために必要なことです。

多汗症とは?

頭、顔、手のひら、足の裏、わきの下から日常生活で困るほど大量に汗がでる方は、多汗症という病気の可能性があります。
多汗症のうち、明らかな原因がないものを「原発性多汗症」、なんらかの病気によって多汗症となっているものを「続発性多汗症」といいます。後者の場合は、まず原因となる病気を診断し、その病気を治療する必要があります。
また、多汗症は発汗部位により、全身に大量の汗がでる「全身性多汗症」と身体の一部に大量の汗がでる「局所性多汗症」があります。局所性多汗症は、わきの下(わき汗)や手のひら(手汗)、足の裏など、汗腺が密集している箇所に多くみられます。そして、局所性多汗症のうち、明らかな原因がないものを「原発性局所多汗症」といいます。このうち、わき汗は「原発性腋窩多汗症」、手汗は「原発性手掌多汗症」といいます。

原発性腋窩多汗症とは?

明らかな原因がないにもかかわらず、脇の下に日常生活に支障をきたすほど、たくさんの汗がでてしまう病気です。有病率5.7%といわれ、およそ20人に1人がかかる、決して珍しくない病気です。発症年齢は平均19.5歳とされており、20~30歳代の方に多いと考えられます。わき汗により、日常生活では「ファッションが限定される」、「手を挙げる動作などに抵抗を感じる」、「外出するのが不安・億劫になる」など、対人関係では「異性に対して積極的になれない」、「人間関係に支障がでている」、「他人の会話に集中できない」などといった多彩な悩みを抱えています。

原発性手掌多汗症とは?

明らかな原因がないにもかかわらず、手のひら(手掌)に日常生活に支障をきたすほど、たくさんの汗が出てしまう病気です。国内で約493.1万人いると推計され、有病率5.3%といわれ、決して珍しくない病気です。発症年齢は平均13.8歳とされており、多くは10歳代に症状が現れ始めることが多いです。勉強や握手などで困るため、学校生活にも支障を来していることがあります。また、治療法があることの認知が広がっていないため、成人になっても日常生活に支障をきたしたまま困っている方が大勢います。

原発性局所多汗症の診断は?

過剰な発汗が、明らかな原因がないまま6ヶ月以上認められ、以下のうち2つ以上あてはまる場合、診断されます。
  • 最初に過剰な発汗がでたのは25歳以下である
  • 左右同じように発汗がみられる
  • 睡眠中は発汗がとまっている
  • 1週間に1回以上、多汗のエピソードがある
  • 家族にも同じ症状の方がいる
  • 多汗によって日常生活で困ることがある
また、HDSS(Hyperhidrosis Disease Severity Scale)を用いて重症度を判定します。
  1. 発汗は全く気にならず、日常生活に全く支障がない
  2. 発汗は我慢できるが、日常生活に時々支障がある
  3. 発汗はほとんど我慢できず、日常生活に頻繁に支障がある
  4. 発汗は我慢できず、日常生活に常に支障がある

多汗症の治療は?

まずは原因となる病気や内服薬などがないかを確認します。原因がある続発性多汗症には、原因となる病気に対する治療や内服薬の調整を行います。明らかな原因のない原発性多汗症のうち、原発性腋窩多汗症(わき汗)、原発性手掌多汗症(手汗)には、2020年以降、新しい外用薬が発売されており、保険で治療ができます。

原発性腋窩多汗症には、2020年11月に発売されたソフピロニウム臭化物(商品名:エクロック)というゲルタイプの外用薬と、2022年5月に発売されたグリコピロニウムトシル酸塩水和物(商品名:ラピフォート)というシートタイプの外用薬があります。

原発性手掌多汗症には、2023年6月に発売されたオキシブチニン塩酸塩(商品名:アポハイド)というローションタイプの外用薬があります。
 
いずれも抗コリン作用のある有効成分の外用薬です。抗コリン薬により悪化する可能性のある閉塞性緑内障の方や前立腺肥大症による排尿障害のある方には使用できません。エクロックは12歳以上、ラピフォートは9歳以上から使用可能です。アポハイドは臨床試験のデータは12歳以上からしかありませんが、処方に年齢制限はありませんので、個別にご相談ください。わき汗に使うエクロック、ラピフォートは重症の方(HDSS 3または4)のみしか使えませんが、手汗に使うアポハイドにはその縛りはありません。
 
明らかな原因がないにも関わらず、全身に発汗が多い場合には、抗コリン薬であるプロパンテリン臭化物(商品名:プロ・バンサイン)の内服が有効なことがあります。
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